2011/05/02

キッズ・オールライト

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3連休最後の夜は『キッズ・オールライト』鑑賞。3日間仕事と招待状づくりで追われていたので、ゆっくり過ごせてよかった。最近映画見ても特になにも書かずにそのまま忘れてしまう。この間DVDで見た『フェアリーテイル』は素敵だった。夢と現実とを秘めた少女の儚さ、家族や人の絆などなど豊かで愛のある作品。

今日の『キッズ・オールライト』もなかなか。レズビアンの母二人を親に持つ家庭というフックの効いた要素が当然物語の主軸かと思いきや、それは舞台の書き割りにすぎない。結婚生活、浮気、親からの自立、子離れ…。「特殊な家庭」の中に描かれるからこそ、そこに表れてくるものが普遍的な「家族」というテーマだと気付かされるのでした。

キャストの演技からシナリオまで、ほとんど粗の見えない良作と思います。刺激を求めるのではなくて、誰かとゆったり過ごす夜に合う映画。
しかし、ジュリアン・ムーアは良い年のとり方をしているなあ。

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