2010/08/24

沖縄のこと

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とくべつ、言葉にしようという欲求が湧かなかった。写真も殆ど撮っていない。(初めのうちにいくらかiPhoneで撮った写真は、iPhone本体と一緒に天に召され…いや、海に還った。)
けっこう、…じゃない、かなり、スピリチュアルな旅だったと思う。口に出すと壊れてしまうとか、嘘になるとか、あるいはそういうことなのかも。

どっしりとしたエネルギーを感じる、古い集落跡の残る森を子どもたちと探検したり、斎場御嶽へ参ったり。他にも色々とあって充実した6日間だったけど、総じて五感のいっこ上を刺激されるような日々でした。帰ってきてから、ほんと、埼玉とか東京って閉じているなあと思う。

むこうで突発的にCoccoを聴きに行くことにしたのもよかった。『陽の照りながら雨の降る』を沖縄で聴くのは、小さな夢のひとつだった。
生で聴いたのは2度目だけど、彼女が歌う姿を思い返すと、不思議な感覚に陥る。実際はそれほど近くもない席で小さく見えているはずなのに、感覚の上ではすんごく大きい。もう、どアップって感じ。
楽曲の出来、歌唱力、ライブの昂揚感で感動させるアーティストはたくさんいるだろうけど、Coccoっていう体験は他で感じたことがない。彼女の場合、「歌」が、完全に身体という器のふちを超えて溢れてしまっている。
とうぜん、CDになんか収まらないんだ。映像でも難しい。身体で向き合って初めて、そのスケールがわかるような。
どうしてあんなに危うく、生きるのがままならない人なのか、声を聴くとわかる気がする。

2010/08/13

iPhoneでしか撮ってないな

はいさーい