2010/10/22

魔女

FH000018

五十嵐大介の『魔女』第2集、古本屋で260円だったので購入。
五十嵐大介は、短編集を読んで気に入らなくて、その後数年手をつけなかった。最近改めて『海獣の子供』を読んで見直して、すぐに決めつけちゃいかんもんだなあと反省しつつ、他の作品も読んでいるところ。
魔女は第1集よりも今回読んだ第2集が好き。世界の根っこと繋がるような、あるいは世界をまるごと包み込むような、そういう男とは違う女の世界。語り口に無駄がなくて確かな世界観。ゲド戦記の後半にも近い印象。

同じ店でもうひとつ収穫。どこをさがしても欠品で、アマゾンで古書が1800円位になっていた『イムリ』の7巻をゲット。こちらも260円。
この日は運が良かったな。

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