2010/06/17

はやぶさ

22020023-2
FE2

ひとつまえの書いた時はイライラしすぎて頭が回らなかったようで、今読み返すと結局何が言いたいのかよくわからん。とりあえず僕がそういう風になる映画だということで…。

ところでだいぶ話題が遅いんですが、はやぶさが無事地球へ帰ってきたね。
ワールドカップのおかげでもうだいぶ忘れられている気がするけど、ニュースを聞いて感動、大気圏突入の映像を見てまた感動。久しぶりにあんなにワクワクしました。大人になるとなかなかそういう素直な驚きってない。
度重なるトラブルで、みんなが何度ももうダメだと思う中、帰還を信じ続けた研究者・技術者。それに応えて60億キロの旅の末、3年遅れて戻ってきたはやぶさ。代表の方がインタビューでも言っていたように、ほんとに神がかってるね。

ちょうど星野之宣の『2001夜物語』を読み終えたところで、もともと胸の中は宇宙への憧憬でいっぱい。感動もひとしおでした。
2001夜は生まれたころの漫画だけど、宇宙にはまだまだロマンがあるね。SFが中途半端なリアリティを持って夢が無くなってきた時代にあって、それでも宇宙は未知の大海原として無限に等しい広がりを持っているし、人間が何らかの形でもうしばらく生き残りたいのであれば、やっぱり宇宙に可能性を見出すしかないように思える。

2 コメント:

ゆけこ さんのコメント...

何が言いたいかわからない感じになっている、とあとから思うものって、むしろ雄弁だと思います。自分の言いたいことをすべて秩序をもって文章化できるということは多分なく、思っていることや感じていることには常にそのときには説明できないことがあるものだと思うし、わかりやすさ、秩序だって聞こえる、というのは、なんとなくみんなにとって(自分にとっても)そのときの事実らしく聞こえるというだけであって、実際には(すべての)事実ではないから。
何言ってるのかよくわからないけど、読んで何かつかむことができる、フックがある、と思える文章でわたしは好きでした。
2001夜のリアリティって、そういえばなんだか今っぽいですね。なんでかな。

Unknown さんのコメント...

>ゆけこ
そういう見方してくれれば、それならそれでいいんだけどねー。
自分で見るとやっぱり恥ずかしい。笑

2001夜、反物質の塊が太陽系に浮かんでたって設定はちょっとずるいよなー。
でもそうやって現実との差を照らし合わせると、今何が足りないのかひしひしと感じて面白い。ワープ航法とそのためのエネルギーがないとどうしようもないんだな。

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